リバイバル上映『下妻物語』@<中島哲也>監督
10月
11日
乙女のバイブルとしてその名を馳せる、<嶽本野ばら>の同名小説『下妻物語 ヤンキーちゃんとロリータちゃん』(2002年・小学館)を<深田恭子>、<土屋アンナ>らで映画化した『下妻物語』(2004年・監督:中島哲也)が、東京・渋谷のホワイトシネクイントでの大盛況を受け、今月18日より東京都:TOHOシネマズ新宿・大阪府:TOHOシネマズ梅田・愛知:県:ミッドランドスクエアシネマ、茨城県:イオンシネマ下妻でのリバイバル上映が決定しています。上映スケジュールなどの詳細は確定次第、各劇場ホームページに掲載されます。鑑賞料金は通常料金。
『下妻物語』は、茨城県下妻市を舞台に、<深田恭子>演じるひらひらロリータ「竜ヶ崎桃子」と、<土屋アンナ>演じるヤンキー「白百合イチゴ」という、全く正反対の価値観を持つ2人の少女の不思議な友情を描き、2000年代青春映画の金字塔として、今なお根強い人気を誇る作品です。ほかに、<宮迫博之>、<篠原涼子>、<阿部サダヲ>、<樹木希林>が出演しています。
物語は、見渡す限りの田んぼが広がる茨城県下妻市が舞台です。ロココ時代のフランスに憧れる17歳の超マイペースな少女「桃子」は、大好きなロリータファッションに身を包み、崇拝するブランドの本店がある代官山まで通い続けています。そんなある日、洋服代を稼ぐため有名ブランドの偽物を売り始めた彼女の前に、地元の暴走族に所属する同年代の少女「イチゴ」が現れます。根性の座った「桃子」を気に入った「イチゴ」は、それ以来、頻繁に彼女の家を訪れるようになります。
今年、本作が公開20周年を迎えたことを記念して、初のデジタルシネマパッケージ(DCP)化作業を実施。7月にホワイトシネクイントにて初めて(DCP)素材でスクリーンに投影され、大きな話題となりました。