22日、大相撲秋場所が、東京・両国国技館で千秋楽(15日目)を迎え終えています。
そして、この日65歳の誕生日を迎え千秋楽をもって定年退職するのが、結びの一番だけを裁いている<第38代木村庄之助>(64・高田川・本名:今岡英樹)です。
島根県出雲市出身として、1975年4月に高田川部屋に15歳で入門し。同年夏場所、<木村秀樹>の名で初土俵を踏んでいます。<木村和一郎>だった2005年秋場所から幕内格となり、2012年初場所で第11代<式守勘太夫>を襲名。2013年夏場所から三役格。
2019年初場所から立行司に昇進し、<第41代式守伊之助>となりました。2024年初場所には行司最高位である<第38代木村庄之助>に昇進。約半世紀にわたる行司人生を、「大関:琴櫻ー大関:豊昇龍」戦の結びの一番で終えています。長い間、お疲れさまでした。