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日経平均株価(9月4日)終値3万7047円61銭

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日経平均株価(9月4日)終値3...
4日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続落し、午前終値は前日比1280円72銭(3.31%)安の3万7405円59銭でした。
 
米景気の減速懸念などから前日の米欧株式相場が軒並み下落した流れを引き継いでいます。とくに米半導体大手「エヌビディア」が急落(9.53%安)するなど米ハイテク株が総崩れとなり、きょうの東京市場でも値がさの半導体関連株をはじめ幅広い銘柄に売りが波及しました。外国為替市場で円相場が円高・ドル安方向に振れたことも重荷でした。
 
3日の米株式市場で主要3指数がそろって大きく下落し、前週末まで連日で最高値を更新していたダウ工業株30種平均株価は利益確定売りで(1.51%安)でした。米サプライマネジメント協会(ISM)が3日発表しました8月の製造業景況感指数が市場予想の(47.9)に届かず(47.2)で、好不況の節目となる50割れが続き、東京市場でも景気敏感株などに売りが出ています。
 
ナスダック総合株価指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も急落し、東京市場で東エレクやアドテストなど値がさの半導体関連株への売りに拍車をかけています。エヌビディアをめぐって、米司法省が反トラスト法(独占禁止法)に違反した証拠を求めるために文書提出命令状を送ったと報じられたのも投資家心理の重荷になったようです。
 
東京外国為替市場では円相場が一時「1ドル=144円台」に上昇すると、株価は下げ足を速めています。市場では、日銀の追加利上げ観測を背景とした円高進行への警戒感や、自民党総裁選をめぐって金融所得課税の強化が議論になっていることも株売りを促したようです。
 
終値は、前日比1638円70銭(4.24%)安の3万7047円61銭で終えています。株価が乱高下した8月に続き、今年3番目の下落幅でした。
#ブログ #東京証券取引所 #株価

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