27日午前の東京外国為替市場で円相場は下落しています。12時時点は「1ドル=151円86〜87銭と前日17時時点と比べて54銭の円安・ドル高でしたた。
一時は「1ドル=151円97銭近辺まで売られ昨年11月、2022年10月の安値を相次ぎ下回り、1990年7月以来約33年8カ月ぶりの安値をつけています。
日銀の金融政策を決める9人のメンバーの1人である<田村直樹審議委員>が、27日青森市での講演で「緩和的な金融環境が継続する」などと述べたのをきっかけに、円売り・ドル買いが進んでいます。
その後、<鈴木俊一財務相>が「行きすぎた動きには、あらゆるオプションを排除せずに断固たる措置をとる」と述べると、「1ドル=151円60銭台」まで急反発しています。