「1ドル=149円20銭」
2月
8日
8日の外国為替市場で円が対ドルで下落し、一時「1ドル=149円台」を付けています。 2023年11月下旬以来、およそ2カ月半ぶりの円安・ドル高水準となっています。
日銀の<内田真一副総裁>が8日午前に奈良県金融経済懇談会での講演で「マイナス金利を解除しても、その後にどんどん利上げをしていくようなパス(経路)は考えにくい」と発言しています。
マイナス金利を解除しても緩和的な金融環境を維持する考えを示したことで、日米の金利差が開いた状況が当面続くとの見方から円売りドル買いが優勢になりました。
反面、<内田真一副総裁>の発言で本日の日経平均株価の終値は、前日比743円36銭(2.06%)高の「3万6863円28銭」で、1990年2月20日以来、約34年ぶりの高値を更新しています。