30日、静岡・富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場(=7区間43・4キロ)にて、全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)が24チームの出場で行われ、<名城大学>が2時間22分42秒で優勝しました。大会6連覇と、6年連続で10月の全日本大学女子駅伝との2冠を達成しています。<名城大学>は7区間中、5区間で区間賞を獲得、去年に続き2年連続で1区からトップを譲らず、完全優勝でした。
1区(4.1キロ)の<柳楽あずみ>(2年)が区間賞の好走で勢いをつけると、2区(6.8キロ)の<米沢奈々香>(2年)、3区(3.3キロ)で大学駅伝デビュー戦の<山田未唯>(1年)、4区(4.4キロ)の<石松愛朱加>(2年)も区間賞で後続との差を着実に広げました。
5区(10.5キロ)の<谷本七星>(3年)は大東大のケニア人留学生<サラ・ワンジル>(1年)に次ぐ区間2位で盤石に走り、6区(6.0キロ)の<増渕祐香>主将(4年)は、全日本大学女子駅伝で出走できなかった悔しさをバネに、<増渕祐香>は自身の持つ区間記録を更新して区間賞を獲得。主将の意地を見せた執念の走りで、最終7区(8.3キロ)の<原田紗希>(2年)へタスキを託し、きつい登り坂の難コースを<原田紗希>がしっかりと走り切り、笑顔でゴールテープを切っています。
2位は<日本体育大学>、3位は<大東文化大学>、4位は<立命館大学>、5位は<大阪学院大学>が続いています。