「1ドル=144円54銭」
12月
19日
19日の東京外国為替市場で、円相場は大幅に続落しています。17時時点では前日の同時点に比べ1円82銭円安・ドル高の「1ドル=144円20〜22銭」で推移しています。
日銀は19日まで開いた金融政策決定会合で、現行の金融緩和策を維持すると決めています。日銀の決定内容や会合後の<植田和男総裁>による記者会見を受けて市場では早期政策修正への思惑が後退し、円売り・ドル買いが増えました。
日銀はマイナス金利政策の解除を見送り、金融政策の先行き指針(フォワードガイダンス)も維持すると決めました。市場の一部では将来の政策変更を示唆する可能性などが意識されていましたが、そうした内容は見当たらないと受け止められ円相場を押し下げています。