お茶菓子(987)加賀の棒茶クランチ
10月
25日
「加賀棒茶」とは、石川県で古くから親しまれてきた伝統的なお茶です。このお茶には加賀棒茶と加賀ほうじ茶があり、「加賀棒茶」は、石川県が誇る代表的なほうじ茶です。茶葉とともに茎も一緒に焙じることで、独特の香ばしさと味わいが生まれます。そのため、茎を使うことで軽くて飲みやすくなり、苦味が少なく、甘みや香りが強く感じられる特徴があるようです。
江戸時代には輸送に便利な〈棒状〉にして作られていたことから「棒茶」と呼ばれ、「加賀ほうじ茶」は、通常の緑茶を蒸したあとに焙煎するため、茶葉だけを使用しています。
ガリガリとしたクランチの食感の中に、しっかりとした「棒茶」の香りと味わいが楽しめ、おいしくいただきました。