本日<13:00>より「NHK-BSプレミアム」にて、1943年(昭和18年)10月28日より公開されました『無法松の一生』が、映像と音声を再寝具術で修復した「4Kデジタル修復版」での放送があります。
『無法松の一生』は、北九州・小倉を舞台に、喧嘩っ早い人力車夫「松五郎」の生涯を描いており、日本映画界屈指の名作の一つに数えられ、<坂妻(バンツマ)>の愛称でしたしまれた日本映画の人気スター<坂東妻三郎>の代表作の一つで、<岩下俊作>の小説『富島松五郎』の最初に映画化された作品としての代表作です。
明治30年、〈無法松〉という愛称を持つ人力車夫の「富島松五郎」は、木から落ちてケガをした「吉岡敏雄」という少年と出会います。家に送り届けた「松五郎」は「敏雄」の父の「吉岡小太郎大尉」に気に入られ、家に出入りするようになります。しかし大尉は雨天の練習で風邪をこじらせ、妻の「良子」と「敏雄」を残し亡くなってしまいます。残された二人は「松五郎」を頼りにし、「松五郎」も二人の面倒を見るようになります。
出演は、「富島松五郎」に<阪東妻三郎>、土地の顔役「結城重蔵」に<月形龍之介>、「吉岡小太郎」に<永田靖>、夫人「よし子」に<園井恵子>、「吉岡敏雄」に<川村禾門>、敏雄の少年時代を<澤村アキヲ(長門裕之)>が扮し、監督は<稲垣浩>が務めています。
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