16日午後のニューヨーク外国為替市場では、一段の金融引き締めを示唆する7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨発表を受けて円売り・ドル買いが加速し、円相場は一時、約9カ月ぶりとなる「1ドル=146円台」に下落しています。 午後3時現在は146円20~30銭と、前日午後5時比68銭の円安・ドル高となっています。 政府・日銀が昨年(9月22日)に円買い・ドル売りの為替介入に踏み切った「1ドル=145円台後半」の水準を下回った後も円売りが進んでおり、当局の動きを警戒しつつ、円の下値を試す展開となっています。