<藤井聡太王位>(258)@「第64期王位戦」7番勝負第4局
8月
16日
シリーズ3連勝で迎えている<藤井聡太王位>が防衛するか、<佐々木大地七段>が1勝目を挙げるのか。注目の一戦は、<佐々木大地七段>が得意とする相掛かりの戦型になりました。
<藤井聡太王位>は飛車先の歩を交換した後、昼食休憩を挟む1時間45分の長考で7六飛(20手目)と横歩を取ります。<佐々木大地七段>は角交換後、7七金(29手目)、8六金(31手目)と相手の飛車を攻めました。この局面で藤井が55分長考し、次の手を封じています。
王位戦7番勝負は、持ち時間は各8時間で、初日の消費時間は佐々木3時間8分、藤井4時間46分。2日目の16日はこのあと午前9時に再開し、同日夜までに勝負が決まる見通しです。