『白鍵と黒鍵の間に』@<冨永昌敬>監督
8月
8日
『白鍵と黒鍵の間に』は、<南博>の回想録を原作に、彼をモデルにした主人公を「南」と「博」という人物に分け、昭和63年の東京・銀座のキャバレーを舞台に、2人のピアニストの運命が交錯する一晩が描かれます。
予告編は、<池松壮亮>が半年間の練習期間を経て習得した『ゴッドファーザー 愛のテーマ』の演奏シーンから始まります。界隈を牛耳るヤクザの会長「熊野」しかリクエストできない〈あの曲〉は、一帯のクラブ・キャバレー・スナックで「決して弾いてはならない」と暗黙の掟が守られていました。しかし銀座の夜の世界に足を踏み入れたばかりの「博」がその掟を破ってしまったことで、曲者たちが集う銀座に狂騒が広がります。
才能にあふれているが夢を見失っている「南」と、ジャズマンになる夢に向かって邁進するロマンチストの「博」を<池松壮亮>が一人2役で演じたほか、<仲里依紗>、<森田剛>、<クリスタル・ケイ>、<中山来未>、<佐野史郎>、<松尾貴史>、<高橋和也>がキャストに名を連ね、監督は<冨永昌敬>が務めています。