<藤井聡太王位>(256)@第64期王位戦7番勝負第1局
7月
8日
振り駒で後手番となった<佐々木大地七段>が午後6時5分、36手目を封じ、初日の戦いを終えています。消費時間は<藤井聡太王位>が3時間26分、<佐々木大地七段>が4時間17分。形勢はほぼ互角です。
<佐々木大地七段>が横歩取りの戦型に誘導し、序盤早々に右側を制圧する前例のない形に持ち込んでいます。両者とも1時間以上の長考を交えながら指し手を進め、<藤井聡太王位>が6六角(23手目)と持ち駒の角を手放して<佐々木大地七段>の飛車の動きをけん制すれば、<佐々木大地七段>も2五歩(28手目)で<藤井聡太王位>の飛車を圧迫。本格的な戦いを前に、間合いを計る展開が続きました。
王位戦は北は北海道から南は佐賀と全国を転戦し、1局を2日かけて戦い持ち時間各8時間の7番勝負です。先に4勝を挙げた方がタイトルを獲得します。2日目は本日8日(土)午前9時に再開します。