2018年2月21日に急逝した俳優<大杉漣>の最後の主演作にして初プロデュース作で、6人の死刑囚と対話する教誨師の男を主人公に描いた『教誨師』が、2018年10月6日より公開されます。
教誨師は、受刑者の道徳心の育成や心の救済につとめ、彼らが改心できるよう導きます。死刑囚専門の教誨師である牧師「佐伯」は、独房で孤独に過ごす死刑囚にとって良き理解者であり、格好の話し相手でした。
「佐伯」は彼らに寄り添いながらも、自分の言葉が本当に届いているのか、そして死刑囚が心安らかに死ねるよう導くのは正しいことなのか苦悩していました。そんな葛藤を通し、「佐伯」もまた自らの忘れたい過去と向き合うことになります。
「佐伯保」に<大杉漣>、「高宮真司」に<玉置玲央>、「野口今日子」に<烏丸せつこ>、「進藤正一」に<五頭岳夫>、「小川一」に<小川登>、「鈴木貴裕」に<古舘寛治>、「吉田睦夫」に<光石研>、「佐伯健一」に<青木柚>、「長谷川陽介」に<藤野大輝>ほかが出演しています。
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