『アルマゲドン・タイム ある日々の肖像』@<ジェームズ・グレイ>監督
5月
7日
1980年、ニューヨーク。白人の中流家庭に生まれ公立学校に通う12歳の少年「ポール」は、PTA会長を務める教育熱心な母「エスター」、働き者でユーモア溢れる父「アーヴィング」、私立学校に通う優秀な兄「テッド」とともに何不自由なく暮らしていました。
しかし近頃は家族に対していら立ちと居心地の悪さを感じており、良き理解者である祖父「アーロン」だけに心を許せました。想像力豊かで芸術に関心を持つ「ポール」は学校での集団生活にうまくなじめず、クラスの問題児である黒人生徒「ジョニー」は唯一の打ち解けられる友人でした。ところがある日、「ポール」と「ジョニー」の些細な悪事がきっかけで、2人の進路はその後は大きく分かれることになります。
『ブラック・フォン』の<バンクス・レペタ>が「ポール」を、主人公の母「エスター」を<アン・ハサウェイ>、祖父「アーロン」を<アンソニー・ホプキンス>、父「アーヴィング」を<ジェレミー・ストロング>が演じています。
2022年・第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品作品です。