『男はつらいよ 望郷篇』@BSテレ東
4月
29日
監督は1、2作から久々に復帰した<山田洋次>が務めています。今回のマドンナ役にはテレビ版で「さくら」を演じた<長山藍子>が扮しています。
ヤクザ稼業から足を洗う決意をした「寅さん」が堅気になろうと奮闘するさまを描いています。旅先から故郷の葛飾・柴又に帰ってきた「寅次郎」は、ちょっとした行き違いからいつものごとくおいちゃんと大げんかとなり〈とらや〉は大騒ぎとまります。そこへ、かつて世話になった親分が病に倒れ、「寅次郎」に会いたがっているとの知らせがはいり、さっそく親分が入院している札幌の病院へとやって来た「寅次郎」ですが、そこで「寅次郎」は親分から別れた息子に逢いたいと頼まれ、やっとの思いで探し出しますが彼は決して会おうとはしませんでした。
複雑な人間関係を思い知った「寅さん」は真面目に働くことを決心、浦安の母娘二人暮らしの豆腐屋で働くのでした。そして、娘の美容師「節子」に想いを寄せ、一生豆腐屋で働こうと決意した日、「節子」に結婚の約束をした人がいることを知らされます。
「車寅次郎」に<渥美清>、「さくら」に<倍賞千恵子>、「おじちゃん(車竜造)」に<森川信>、「車つね」に<三崎千恵子>、「札幌の正吉親分」に<木田三千雄>、正吉親分の息子「石田澄雄」に<松山省二>、「三浦富子」に<杉山とく子>、富子の娘「三浦節子」に<長山藍子>ほかが出演しています。