『眠狂四郎炎情剣』@BS12
3月
1日
評判の高かった第2作『眠狂四郎勝負』に続いて、<三隅研次>が監督に再登板し、その研ぎ澄まされた演出手腕を存分に発揮。また、当初予定されていました<瑳峨三智子>の急病で、これまた第1作『眠狂四郎殺法帳』に次いで再登場することになった<中村玉緒>が登場しています。
「檜垣ぬい」という武家の女性が夫の仇討ちをしている現場に居合わせた「眠狂四郎」は、彼女の助太刀をして相手の男を斬り捨てます。そのお礼に「ぬい」は、「狂四郎」に体を許すことを約束しますが、その夜、「狂四郎」の寝所を訪れた彼女はひそかに短刀を身に携えていました。
やがて「狂四郎」は彼女が藤堂家の江戸家老「跡部将監」とひそかに通じていること、また「跡部」が豪商の鳴海屋と結託して海賊・鳥羽水軍の宝を横領し、彼らの抹殺をたくらんでいることを知ります。
出演は、「眠狂四郎」に<市川雷蔵>、「檜垣ぬい」に<中村玉緒>、「かよ」に<姿美千子>、「おりょう」に<中原早苗>、「鳴海屋太兵衛」に<西村晃>、「跡部将監」に<安部徹>が扮しています。