神戸空港は、本日2月16日、2006年の開港から丸17年を迎えています。新型コロナウイルス禍の影響で旅客数が一時激減しましたが、2022年は対策緩和などで年間105万人増の264万人と回復しています。
悲願の国際化も決まり、神戸市は需要回復が国内線専用からの脱却に向けて弾みになるとみて、空港施設の再整備を本格化させるようです。
開港当初の発着枠は1日60回に制限されていましたが、旅客数は2007年に296万人を記録。リーマン・ブラザーズ・ホールディングスが2008年9月15日に経営破綻した「リーマン・ショック」のあおりで伸び悩みましたが、景気回復で2017年に300万人を超え、2019年に過去最多の329万人となっています。
同年に発着枠が1日80回に緩和され、旅客数増が期待されましたが、コロナ禍が直撃。減便や運休が相次ぎ、2020年は過去最少の159万人、2021年もほぼ横ばい状況でした。
昨年はオミクロン株が広がった1~3月は低調でしたが、行動制限が緩和されると利用が増加。12月の1カ月ではコロナ禍前の2019年(27万人)の98%まで回復しています。特に羽田線や新千歳線が好調でした。
神戸空港の国際定期便就航は2030年前後に実現する見通しです。大阪・関西万博がある2025年には国際チャーター便の運用が始まり、国内線の発着枠の上限も1日120回に緩和されます。
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