30日、ミャンマーの地元メディア『ミャンマー・ナウ』などによりますと、クーデターで権力を握った国軍の統制下にある首都ネピドーの刑務所に設置した特別法廷は民主化指導者<アウンサンスーチー>氏(77)に対し、新たに汚職5件の追訴で計7年の禁錮刑判決を下しています。
<アウンサンスーチー>氏に対する最後の判決で、刑期は19件の罪で懲役と禁錮をあわせて計33年となっています。
<アウンサンスーチー>氏は国民民主連盟(NLD)政権を率いていた当時、自然災害発生時に利用するヘリコプターの購入やリースに当たって不正を働き、国家に多大な損害を与えたとされています。
<アウンサンスーチー>氏は罪を否認しており、上訴する方針です。
国軍は2023年8月までに総選挙を行うと表明しており、長期刑を科すことで<アウンサンスーチー>氏の政治的影響力をなくし、親軍派の政権樹立を目指すとみられます。
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