『キミサラズ』@<井川広太郎>監督
5月
14日
木更津が舞台となった歌舞伎の演目『与話情浮名横櫛』と、上総出身の肖像画家<柳敬助>の人生をモチーフに、夢を追いかけて上京した男と、故郷に残された女の時空を超えた恋物語を、オール木更津ロケで描いています。
1950年代頃の木更津。画家を志す「京介」は、恋人の「海子」に「一流の画家になって帰ってくる」と誓って上京。理想と現実の狭間で苦悩しながらも、自らの納得できる絵を模索し続けていました。
しかし、20年の月日が流れ、その間に「海子」は地元の実業家に見受けされ、夢だった芸者への道をあきらめて自堕落な生活を送っていました。そんなある日、「京介」のもとに、そこにいるはずのない「海子」が出現します。
2007年のインディーズ映画『カマチョップ』が注目された俳優・脚本家の<カマチ>が、出演、企画、原案、共同脚本、プロデューサーを担当、「京介」役に<カマチ>、「海子」役に<長宗我部陽子>が扮し、監督は、『東京失格』(2006年)の<井川広太郎>が務めています。