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神戸:ファルコンの散歩メモ

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『殺しを呼ぶ卵 【最長版】』@<ジュリオ・クエスティ>監督

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『情無用のジャンゴ』(1967年)で知られるイタリアの<ジュリオ・クエスティ>が、巨大養鶏場で繰り広げられる愛憎劇を通して資本主義社会の非情と人生の虚無を描いた『殺しを呼ぶ卵 【最長版】』が、2022年12月2日より公開されます。

ローマ郊外にある巨大養鶏場。社長「マルコ」は業界の名士として名を知られていましたが、経営の実権と財産は妻の「アンナ」に握られています。「マルコ」は同居している「アンナ」の10代の姪「ガブリ」と愛人関係にあり、妻への憎しみを女性へのサディズムで発散していました。やがて3人それぞれの隠された欲望が暴かれ、事態は予測不可能な方向へと展開していきます。

『男と女』(1966年・監督は:クロード・ルルーシュ)などの<ジャン=ルイ・トランティニャン>が「マルコ」、『わらの女』(1964年・監督 :ベイジル・ディアデン)の<ジーナ・ロロブリジーダ>が「アンナ」、『キャンディ』(1968年・監督:クリスチャン・マルカン)の<エバ・オーリン>が「ガブリ」を演じています。1968年の初公開時に世界配給された国際版ではカットされた残酷描写などを含む【最長版】が再編集されています。
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