最終戦引き分け@<阪神タイガース>(697)
10月
3日
阪神は、9回表に「1-3」と逆転されましたが、その9回裏に2点差を追いつき、引き分けとしています。<矢野燿大>監督はベンチ入り26人全員を起用する采配を執り、けが人がでれば、交代選手がいないことによる没収試合になる薄氷の闘いでした。
野手全員が出場することは稀にありますが、ベンチ入りした9投手も全員登板。プロ野球では過去にもあまり例がない試合になりました。
先発の<西純矢>が3回無失点で降板。その後は最優秀中継ぎ(ホールド)投手のタイトルがかかっていた<湯浅京己>から<島本浩也>→<岩崎優>→<岩貞祐太>→<加治屋蓮>と小刻みにつなぎ、1点リードの9回は7番手<ケラー>がセーブに失敗するも<小林>が1/3回を抑え得ています。
9回裏に代打<マルテ>、代走<小幡>が起用され、1点を追う2死一、二塁で<栄枝裕貴>捕手が代打でプロ初出場初安打初打点の同点打を放ち、ベンチ入りの野手17人が全員が出場しています。
「3-3」で延長に突入すると、<才木浩人>が9番手で登板。3回を投げ抜き無失点に抑えています。