2004年にイギリスで放送が開始された英国の子ども向け人気テレビアニメ『ペッパピッグ』に、女性の同性カップルが登場しています。性的少数者の権利活動家はこの動きを歓迎しています。
「チャンネル5」で6日に放送されました『ファミリーズ』と題されたエピソードでは、主人公の「ペッパ」に対してシロクマの「ぺ二ー・ポーラベア」が、自分には母親が2人いると話します。
「一人のお母さんはお医者さんで、もう一人のお母さんはスパゲティを作ってくれる」と説明した「ペニー」は、「私はスパゲティが大好き」と語っています。
現在では世界180ヶ国(日本ではNetflixやテレビ東京の『イニミニマニモ』内で見ることができます)で放送されています『ペッパピッグ』の視聴者にも、2人の母親や2人の父親がいる子どもが増えてくることでしょう。これほど有名な子ども向け番組に、自分たちと似た境遇のキャラクターが登場することは、親子にとって大きな意味を持つことになりそうです。
2021年には『セサミストリート』でも結婚した男性のカップルが準レギュラーとして登場したこともあり、多感な子どもたちが見る番組は年々進化してきています。
ただし、性的少数者が登場する映像作品は、世界の一部地域では依然物議を醸すものと受け止められています。米ハリウッドの映画『ソー ラブ&サンダー 』や『バズ・ライトイヤー 』、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』でも同性愛が描かれていますが、中東諸国では検閲対象となっています。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ