同性カップル登場@英国人気アニメ『ペッパピッグ』
9月
10日
「チャンネル5」で6日に放送されました『ファミリーズ』と題されたエピソードでは、主人公の「ペッパ」に対してシロクマの「ぺ二ー・ポーラベア」が、自分には母親が2人いると話します。
「一人のお母さんはお医者さんで、もう一人のお母さんはスパゲティを作ってくれる」と説明した「ペニー」は、「私はスパゲティが大好き」と語っています。
現在では世界180ヶ国(日本ではNetflixやテレビ東京の『イニミニマニモ』内で見ることができます)で放送されています『ペッパピッグ』の視聴者にも、2人の母親や2人の父親がいる子どもが増えてくることでしょう。これほど有名な子ども向け番組に、自分たちと似た境遇のキャラクターが登場することは、親子にとって大きな意味を持つことになりそうです。
2021年には『セサミストリート』でも結婚した男性のカップルが準レギュラーとして登場したこともあり、多感な子どもたちが見る番組は年々進化してきています。
ただし、性的少数者が登場する映像作品は、世界の一部地域では依然物議を醸すものと受け止められています。米ハリウッドの映画『ソー ラブ&サンダー 』や『バズ・ライトイヤー 』、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』でも同性愛が描かれていますが、中東諸国では検閲対象となっています。