朝鮮学校の歴史と現状を描いたドキュメンタリー『アイたちの学校』が、2019年6月15日より公開されます。
1910年の韓国併合から110余年。戦後、各地に国語講習所が設立されてから70余年経ちます。在日朝鮮人たちはさまざま差別と戦いながらも、アイ(子ども)たちの夢を育てるため、朝鮮学校という幼稚園から大学にいたる民族教育事業を続けてきました。
しかし、2010年に日本政府は高校無償化制度から朝鮮学校を外し、地方自治体も次々に補助金を打ち切るなど、近年の朝鮮学校を取り巻く環境は厳しく、朝鮮学校は裁判闘争に立ち上がります。そんな朝鮮学校にまつわる知られざる歴史的資料や証言を発掘し、100年におよぶ差別との戦いを浮き彫りにしていきます。
朝鮮大学出身で、ジャーナリスト、ノンフィクション作家として在外朝鮮民族問題を専門にしてきた<高賛侑>が、初めて映画監督を務めた作品です。
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