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- ダウ平均株価(7月1日)@終値3万1097ドル26セント
1日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価はもみ合いで始まりました。寄り付き直後には下落する場面も出ています。米長期金利の低下が株式相場の支えになっていますが、米経済の景気後退入りを懸念した売りが出て、相場の上値は重いようです。
1日朝の長期金利は債券価格が高くなる、前日比(0.22%)低い(2.79%)と1カ月ぶりの水準まで低下する場面がでています。長期金利が下がると買われやすい高PER(株価収益率)のハイテク株が高く、6月30日夕に発表した2022年6~8月期の売上高見通しが市場予想を下回った半導体メモリーのマイクロン・テクノロジーは大幅に下落しています。
半面、景気後退入りへの懸念は相場の上値を押さえています。足元では景気の減速を示す経済統計の発表が相次いでいる。6月30日にはアトランタ連銀が月次統計をもとに米実質国内総生産(GDP)を算出する「GDPナウ」で、4~6月期の経済成長率がマイナスに転じています。1~3月期に続き、2四半期連続のマイナス成長となれば、テクニカルリセッション(景気後退)とみなされます。
終値は反発し、前日比321ドル83セント(1.05%)高の3万1097ドル26セントで取引を終えています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は5営業日ぶりに反発し、前日比99.109ポイント(0.9%)高の1万1127.845で終えています。
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