日経平均株価(6月29日)@終値2万6804円60銭
6月
29日
米景況感の悪化を受けて前日の米株式相場が大幅に下落し、東京市場にも売りが波及しました。下げ幅は一時300円を超え「2万6687円47銭」の安値を付けています。
28日に発表されました6月の米消費者信頼感指数が前月から低下したうえ、市場予想も下回っています。米国で物価上昇の加速が景気後退を招くとの警戒感が改めて強まっており、東京市場でも景気敏感株を中心に売りが優勢となりました。
日経平均は前日まで4日続伸し、節目の2万7000円台を回復していました。最近の急ピッチの相場の戻りを受けて、いったん利益確定売りや戻り待ちの売りを出す投資家も多く、6月末の配当権利落ち日の影響で日経平均は下押しされています。
終値は5営業日ぶりに反落し、前日比244円87銭(0.91%)安の2万6804円60銭で取引を終えています。