5月の消費者物価指数(8.6%)@米労働省
6月
10日
今回の結果は、ロシアのウクライナ侵攻に伴う資源や穀物の価格上昇などインフレ圧力は根強く、物価高は当面続く公算が大きいだけに、米連邦準備制度理事会(FRB)の急速な利上げ姿勢を後押しする材料となりえます。
前月比での上昇率は(1・0%)で、4月(0・3%)から拡大しています。世界的な原油の供給不安が一段と広がり、エネルギー価格が再び上昇した影響が響きました。
(FRB)は5月、インフレ抑制に向け、22年ぶりに通常の倍にあたる(0・5%)の大幅利上げに踏み切りました。<パウエル議長>は今月14~15日と7月の連邦公開市場委員会(FOMC)でも、大幅利上げを継続する考えを示唆しています。