故<ヴァージル・アブロー>スニーカー展示イベント@ニューヨーク
5月
26日
今月末まで開催されるイベントでは、<ヴァージル・アブロー>氏がデザインし、イタリア・ベネチア近郊にあるルイ・ヴィトンの工房で作られたナイキとのコラボスニーカー「エア フォース 1」のカスタマイズモデル47点が展示されています。
ファッション界の垣根を取り払い続けた<ヴァージル・アブロー氏は、「ルイ・ヴィトン」初の黒人クリエーティブディレクターとなりました。ラップ歌手の<イェ(カニエ・ウェスト)>さんと親しく、ストリートウエアや、エリート主義から脱するアプローチを高級ファッションの世界に取り込みました。
今年2月には、競売大手サザビーズの競売で200足の「エア フォース 1」が総額2500万ドル(約30億円)で落札されています。収益は<ヴァージル・アブロー>氏に敬意を表して設立された奨学金基金に充てられ、米国を含むアフリカ系のデザイナー志望者を支援するために使われます。
今回、展示されている各スニーカーにはナイキの有名なロゴマーク「スウッシュ」がカラフルに施されています。<ヴァージル・アブロー>氏の出身地であるガーナの国旗があしらわれたものも展示されています。