本日<13:00>より「NHK BSプレミアム」にて、1956年アメリカ製作の『原題:The Wrong Man』が、邦題『間違えられた男』として1957年6月6日より公開されました作品の放送があります。
無実をはらそうと逃走を図る<アルフレッド・ヒッチコック>お得意の虚構サスペンスとは一線を画す作品です。1953年にニューヨークで起きた事件をもとに製作され、自らが冒頭に登場し「真実のストーリー」であることを告げています。
金を借りるために生命保険会社へ出向いたミュージシャンの「マニー」は、以前入った強盗犯と間違えられ拘束されてしまいます。高額の保釈金を支払い、妻と共にアリバイ立証のため奔走しますが、妻の「ローズ」は、恐怖と絶望から次第に精神を病んでしまいます。
鉄格子ごしの風景など、主人公の視点で構成されたカメラワークや、少ない台詞で無実の罪に混乱した悲壮感がリアルに描かれています。
主演の「マニー」:に<ヘンリー・フォンダ>、マニーの妻「ローズ」に<ヴェラ・マイルズ>が扮しています。
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