【 対ドル円相場の推移 】
13日の東京外国為替市場の円相場は下落し、1ドル=126円台と、ITバブル崩壊後の2002年5月以来約20年ぶりの安値水準となりました。
2015年6月の水準を超えて、2013年4月4日に日銀の<黒田東彦>総裁が、政策委員会・金融政策決定会合において導入を決定した金融緩和策量的・質的金融緩和としての「異次元金融緩和」を開始して以降の安値を更新しました。
<黒田東彦>総裁が同日午後、東京都内で開かれた信託大会で「現在の強力な緩和を粘り強く続ける」と発言。市場では「円安に対するけん制が弱かった」と受け止められ、円売り・ドル買いが加速して126円31銭まで円安が進んでいます。
<鈴木俊一>財務相は同日夕の経済財政諮問会議後、記者団に「急激な変化は大変問題だ」と述べ、急速な円安をけん制しました。
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