30日、米ジョンズ・ホプキンズ大学と千葉大学などの国際チームは、129億年前に輝いていた星の光を「ハッブル宇宙望遠鏡」で観測することに成功したと英科学誌『ネイチャー電子版』に発表しています。 単独の星としては、これまで最古でした約90億年前との記録を大きく塗り替えています。 千葉大の<大栗真宗>教授(宇宙物理学)は「現在の宇宙の星と質量や成分を詳細に比較できれば、宇宙がどのように進化したかを知る手掛かりになるかもしれない」としています。 今後、より高性能な赤外線観測用宇宙望遠鏡「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」でも観測を続ける予定だといいいます。