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- 日経平均株価(3月11日)@終値2万5162円78銭
11日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は、195円安の反落で始まりました。終値は、大幅に反落し、前日比527円62銭(2.05%)安の2万5162円78銭で取引を終えています。
ウクライナ情勢や米インフレ加速への警戒感から前日の米株式相場が下落し、東京市場でも運用リスク回避の動きが先行しています。日経平均株価は前日に1000円近く上昇していたため、戻り待ちの売りが出やすい面もありました。
ウクライナとロシアは10日にトルコで外相会談を開いています。ロシアがウクライナに侵攻を開始してから初の閣僚級会合でしたが、停戦合意に向けた進展はみられず、先行きの重荷材料となっています。再協議の可能性を残していますが両国の主張は隔たりが大きく、今後の交渉も難航するものと思われます。
10日発表の2月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比(7.9%)の上昇でした。上昇率は1月(7.5%)より拡大して約40年ぶりの高水準となっています。ロシアのウクライナ侵攻に伴う供給不安の強まりで、先行きもさらなるインフレ加速が見込まれています。
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