『ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ』@<リー・ダニエルズ>監督
2月
6日
人種差別を告発する楽曲『奇妙な果実』を歌い続けたことで、FBIのターゲットとして追われていたエピソードに焦点を当て、彼女の短くも波乱に満ちた生涯を描き出しています。
1940年代、人種差別の撤廃を求める人々が国に立ち向かった公民権運動の黎明期。合衆国政府から反乱の芽を潰すよう命じられていたFBIは、絶大な人気を誇る黒人ジャズシンガー<ビリー・ホリデイ>の大ヒット曲『奇妙な果実』が人々を扇動すると危険視し、彼女にターゲットを絞ります。おとり捜査官として「ビリー」のもとに送り込まれた黒人の捜査官「ジミー・フレッチャー」は、肌の色や身分の違いも越えて人々を魅了し、逆境に立つほど輝く「ビリー」のステージパフォーマンスにひかれ、次第に彼女に心酔していきます。しかし、その先には、FBIの仕かけた罠や陰謀が待ち受けていました。
脚本は、ピュリッツァー賞を受賞した劇作家の<スーザン=ロリ・パークス>。グラミー賞ノミネート歴もあるR&Bシンガーの<アンドラ・デイ>が<ビリー・ホリデイ>役を演じ、劇中のパフォーマンスも担当。第78回ゴールデングローブ賞で最優秀主演女優賞(ドラマ部門)を受賞し、第93回アカデミー主演女優賞にもノミネートされています。
投稿日 2022-02-06 19:57
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2022-02-06 20:10
ワオ!と言っているユーザー