ダウ平均株価(1月12日)@終値3万6250ドル32セント
1月
13日
取引開始前に発表された昨年12月の米消費者物価指数(CPI)の上昇率が市場予想並みにとどまったのを受け、米長期金利が低下しました。長期金利上昇時に売られやすい高PER(株価収益率)のハイテク株を中心に買いが優勢となりました。
(CPI)は前年同月比(7.0%)上昇と市場予想と同じでしたが、米債券市場では先週来、インフレ加速による米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めの前倒しを織り込んで長期金利が上昇していたため、(CPI)発表後は長期金利は前日終値は(1.73%)でしたが(1.71%)に低下する場面がありました。
直近は堅調だった金融株のゴールドマン・サックスが売られ、また、ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループが12日、2021年9~11月期の債券トレーディング収入が大幅に減少したと発表し連想売りに押され、医薬品・日用品のジョンソン・エンド・ジョンソンが下げるなどディフェンシブ株が売られ、相場の重荷になっています。