香港中文大学「民主の女神」像を撤去@香港
12月
25日
24日早朝、香港中文大学は構内に置かれていた「民主の女神」像を撤去しました。像は、中国の民主化運動が武力弾圧された1989年6月4日の天安門事件で、運動の象徴となった女神像を模したものでした。
学生らによって2010年から展示されてきましたが、大学側は「許可なく置かれた像」を取り除いたと主張しています。
24日、嶺南大学でも天安門事件を表現した彫刻が撤去されています。中文大学の女神像と同じアメリカ在住の芸術家<陳維明>氏の作品で、戦車に立ち向かう市民の姿などが彫られていました。大学側は、作品が「法律上のリスクをもたらす」と判断したといいます。