記念像「国恥の柱」構内から撤去@香港大学
12月
24日
大学側は記念像の撤去について「外部の法的助言と、本校の最善の利益を考えたリスク評価に基づいて決定した」と説明しています。
撤去された高さ8メートルの像、「国恥の柱」は、デンマーク人彫刻家<イェンス・ガルシュット>氏の作品です。拷問され苦悶(くもん)の表情を浮かべる50人の体が積み重ねられたデザインで、1989年6月4日に中国・北京の天安門広場に民主化を求めて集まり、軍に殺害されたデモの参加者を追悼していました。
天安門事件の話題が厳しく検閲される中国本土に比べ、香港の自由を鮮明に物語る民主運動の象徴となっていました。