日経平均株価(12月14日)@終値2万8432円64銭
12月
14日
新型コロナウイルスの「変異型(オミクロン)」感染者の死亡が英国で確認され、欧米の株式相場が下落した流れから東京市場も売りが先行しました。
下げ幅は一時300円を超える場面がありました。半面、14日から始まる米連邦公開市場委員会(FOMC)通過後の上昇をにらんだ押し目買いが入って午前には小幅な上昇に転じる場面もありました。
<岸田文雄>首相が衆院予算委員会で自社株買いを巡ってガイドライン設定の可能性を示唆する発言をしたと伝わると、日経平均は午後に下げ幅を拡大しています。日銀が上場投資信託(ETF)の買い入れ方針を修正した今、日本株買いの最大の主体は事業会社の自社株買いで、需給が悪化する懸念が出ています
14日から(FOMC)が開催される。米国時間15日午後に公表される決定内容や<パウエル>米連邦準備理事会(FRB)議長の会見での発言によっては通過後の相場が大きく動く可能性もあり、様子見ムードも強かったようです。