『シン・レッド・ライン』<テレンス・マリック>@BS12
12月
4日
太平洋戦争中の1942年、アメリカ陸軍の部隊がガナルカナル島へ上陸。兵士たちは日本軍と激しい戦闘を続ける一方、複雑な思いを抱えていました。
手柄を焦る司令官「トール」中佐(ニック・ノルティ)、彼に反発する「スタロス」大尉(イライアス・コティーズ)、志願して斥候隊に加わる「ウィット」二等兵(ジム・カヴィーゼル)、勇敢な「ウェルシュ」軍曹(ショーン・ペン)、戦地で知った妻の心変わりに困惑する「ベル」二等兵(ベン・チャップリン)。そんな彼らは大自然の中で繰り広げられる戦闘の果てに何を見たのか?
戦場の狂気、そして名もない兵士たちの苦悩を、カンヌ国際映画祭監督賞受賞の『天国の日々』(1978年)以来20年ぶりに監督復帰した<テレンス・マリック>が描き。第49回ベルリン国際映画祭金熊賞受賞作品です。