「GAFA」と称される米巨大IT4社の2021年7~9月期決算が28日、出そろいました。インターネット通販最大手アマゾン・ドット・コムは純利益が半減していますが、グーグルの親会社アルファベットは四半期ベースで過去最高益を更新。他2社も7~9月期としての最高益を計上しています。
ただ、プライバシー保護の強化など業界を取り巻く環境変化は激しく、成長鈍化の兆しも出ています。
アマゾンは新型コロナウイルス感染拡大に伴う「巣ごもり需要」が一服したほか、人手不足による人件費増も響きました。減益は6四半期ぶり。10~12月期もコストがかさみ、減益を見込んでいます。
社名を「Meta(メタ)」に変更したフェイスブックは、アプリ利用者の増加で広告事業が増収となりました。ただ、アップルが4月にアプリ開発企業による個人情報収集に関するルールを厳格化した影響で、広告収入の伸びは抑えられています。
アップルは、スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」シリーズの販売が好調でしたが、売上高は市場予想に届いていません。10~12月期に制約はさらに拡大する見通しです。
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