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今月の読書(74)『相米慎二という未来』金原由佳・他(講談社)

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『翔んだカップル』(1980年) ・ 『セーラー服と機関銃』(1981年) ・ 『台風クラブ』(1985年) ・ 『ションベン・ライダー』(1983年)などの作品で知られる、映画監督の<相米慎二>の没後20年にあたる2021年(9月9日・53歳没)ですが、監督作品をまとめた、『相米慎二という未来』(2970円)が発行されています。

本書では没後20年たっても色あせない<相米>映画の魅力を、キャストや制作スタッフへのインタビューを通じて描いています。

【邂逅】の章では、<相米>映画をリアルタイムで見ていない若年層に、今回初めて<相米>映画に触れて感じたことを聞きます。
また、かつてリアルタイムで見た世代に改めて<相米>ワールド全作品に触れてもらい、いま感じたことを、唐田えりか、板垣瑞生、村上淳、土井裕泰、松居大悟が語っています。

【回想】の章では、<相米>作品(全13作品)に出演したキャスト(三浦友和、大西結花、河合美智子、斉藤由貴、牧瀬里穂、佐藤浩市、浅野忠信、小泉今日子)らが作品を振り返ります。それは単なる回想に留まらず、「いまに繋げるため」「映像の未来を生きるため」に<相米>作品をとらえ直します。
  
【証言】の章では、生前の<相米>を支えたスタッフの証言が、佐々木史朗(プロデューサー)のインタビューに、今村治子(記録)、榎戸耕史(助監督)、小川久美子(衣裳)、小川富美夫(美術)、大友良英(音楽)らが語っています。
#ブログ #単行本 #映画 #監督 #読書

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