ニカラグアの主要紙『プレンサ』発行を停止
8月
13日
今回また、中米ニカラグアの主要紙『プレンサ』が12日、反米左派<オルテガ>政権の圧力で紙の調達が困難になったため、発行を停止することを明らかにしています。電子媒体で報道を続けるといいます。同紙は強権色を強める<オルテガ>大統領(75)を批判していました。
『ヌエボディアリオ』紙と同様に、税関当局は数年前から、輸入した紙やインクを差し押さえ、法律上は支払う必要のない関税を要求するなど嫌がらせを続けていました。『プレンサ』は1面で「独裁政権はわれわれの紙を押さえているが、真実を隠すことはできない」と政権を非難しています。
『ヌエボディアリオ』は1980年5月創刊で、『プレンサ』は1926年創刊の歴史のある新聞でした。