2019年9月27日には、中米ニカラグアの主要紙『ヌエボディアリオ』が、「経済的、技術的、物流上の逆境」のため、同日をもって休刊すると発表、事実上の廃刊でした。独裁色を強める反米左派<オルテガ>大統領への批判を続ける同紙などに対し、政権側が印刷用紙やインキの輸入を妨害してきたためでした。
今回また、中米ニカラグアの主要紙『プレンサ』が12日、反米左派<オルテガ>政権の圧力で紙の調達が困難になったため、発行を停止することを明らかにしています。電子媒体で報道を続けるといいます。同紙は強権色を強める<オルテガ>大統領(75)を批判していました。
『ヌエボディアリオ』紙と同様に、税関当局は数年前から、輸入した紙やインクを差し押さえ、法律上は支払う必要のない関税を要求するなど嫌がらせを続けていました。『プレンサ』は1面で「独裁政権はわれわれの紙を押さえているが、真実を隠すことはできない」と政権を非難しています。
『ヌエボディアリオ』は1980年5月創刊で、『プレンサ』は1926年創刊の歴史のある新聞でした。
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