『ぼくらの七日間戦争』<菅原比呂志>@NHK BSプレミアム
7月
26日
厳しい規律が敷かれた中学校で、自由を求めて立ち上がった生徒と、校則のもとに生徒たちを制圧しようとする教師との戦いを描いています。本作で<宮沢りえ>は日本アカデミー賞新人賞を受賞。主役の11人の生徒たちは一般公募で1万を超える候補者から選抜された個性派揃い。子供たちの秘密兵器として活躍する本物そっくりの61式戦車も注目です。原作は<宗田理>の『ぼくらの七日間戦争』(角川書店)。
夏に向かうある日、青葉中学1年A組から「菊地英治」(菊池健一郎)ら男子生徒8人が姿を消しました。学校側は体面を考え、騒ぎを大きくしないよう保護者らをなだめ、生徒たちの行方を必死に探します。町はずれの自衛隊の廃工場に集結して意気上がる生徒たち。学級委員の「中山ひとみ」(宮沢りえ)、「橋本純子」(五十嵐美穂)、「堀場久美子」(安孫子里香)らも「菊地英治」らの様子を見に行きます。
やがて近所の人の通報で生徒たちの居場所が学校側にばれてしまいます。翌日、教頭の「丹羽」(笹野高史)を筆頭に担任らが母親を率いてやってきます。対峙する両陣営。果たしてこの勝負、どちらが勝つのか、史上最大の攻防が始まります。