映画『ヴォイス・オブ・ラブ』が、2021年冬に日本で劇場公開されることが決定しています。
『ヴォイス・オブ・ラブ』(原題:Aline the VOICE of love)は、歌手<セリーヌ・ディオン>( 1968年3月30日 生まれ・53)をモデルにした映画です。<セリーヌ・ディオン>は、14人兄弟の末っ子としてカナダに生まれ、後に夫(1994年~2016年)となるプロデューサーの<レネ・アンジェリル>氏に才能を見いだされて12歳で歌手デビューしました。
『タイタニック』(1997年・監督: ジェームズ・キャメロン)のテーマ『マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン』や『美女と野獣』(1991年・監督: ゲイリー・トルースデール、 カーク・ワイズ)の『Beauty And The Beast』などの曲で知られ、アルバム総売上数は2億5000万枚超。これまでに5度のグラミー賞に輝くなど、「世界の歌姫」として人気を得ています。
『ヴォイス・オブ・ラブ』では、そんな<セリーヌ・ディオン>をモデルに、ひとりの少女が世界の歌姫へと成長していく姿を描きながら、12歳のデビュー当時から密かに心を寄せてきたプロデューサーとの恋愛を、彼女の大ヒット作など約30の曲に乗せて描き出しているといいます。監督は、『おかしなおかしな訪問者』などの女優として知られる<ヴァレリー・ルメルシエ>が務め、自ら脚本も手がけるだけでなく、主演として<セリーヌ・ディオン>にあたる人物を演じています。
なお、本作は、本年度のカンヌ国際映画祭 アウト・オブ・コンペティション部門で、パリ時間77日19時(日本19日2時)に正式選出作品として上映されています。