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- ファルコン昆虫記(885)【ツマグロオオヨコバイ】(3)
この時期らしく見事に咲いている紫陽花の葉の裏側にカメムシ目(半翅目)ヨコバイ亜目(同翅亜目)オオヨコバイ科に分類される【ツマグロオオヨコバイ(褄黒大横這)】がとまっていました。危険を察知しますと、横にすぐ逃げますので「ヨコバイ」という名が付けられていますが、逃げることをしませんでしたので、葉の葉脈から汁を吸っていた食事中だったのかもしれません。
黄緑色で、頭部と胸部に特徴的な黒班があり、翅端が黒くなった全長15ミリほどある大きなヨコバイです。色彩や形状がバナナに似ているため、俗に「バナナ虫」とも呼ばれているようです。
4月中旬から活動し,8月に新成虫が出現します。低山地の森林地でごく普通に見られます。様々な植物より吸汁し、クワ、チャ、ブドウ、イチジク、柿などの作物の汁を吸う農業害虫です。
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