『エデンの東』<エリア・カザン>監督@NHK BSプレミアム
5月
11日
旧約聖書のカインとアベルの物語を下敷きにした<ジョン・スタインベック>の同名小説を、『欲望という名の電車』(1951年) ・ 『波止場』(1954年)の<エリア・カザン>が監督を務め映画化した青春ドラマです。
1917年のアメリカ・カリフォルニア北部の町サリナスを舞台に、孤独な青年「キャル」の苦悩や家族との確執を描きます。
主演は本作が映画初出演となる24歳の若さで亡くなった伝説の大スター<ジェームズ・ディーン>で、愛に飢えた孤独な青年を演じています。兄「アーロン」の恋人に<ジュリー・ハリス>、母の「ケート」に<ジョー・バン・フリート>、父「アダム」に<レイモンド・マッセイ>、「アーロン」に<リチャード・ダヴァロス>が演じ。脚本は<ポール・オスボーン>が担当、 主題曲はあまりにも有名になりましたが、音楽は<レナード・ローゼンマン>が担当しています。
第28回アカデミー賞で監督賞、主演男優賞、助演女優賞、脚色賞にノミネートされて、母を演じた<ジョー・ヴァン・フリート>がアカデミー助演女優賞を受賞しています。また第13回ゴールデングローブ賞作品賞(ドラマ部門)、第8回カンヌ国際映画祭劇映画賞も受賞している作品です。