江戸時代の空中茶室@石清水八幡宮
3月
15日
見つかった「八幡山分見絵図」は、天明3(1783)年に写したと記され、原図は18世紀の様子を描いたとみられています。今年1月に同宮が京都市内の古書店から入手しました。
同宮を描いた絵図の多くは神社の主要施設が集まる東側から描かれているといいます。同宮研究所は「参拝者向けではなく、勅使を派遣する朝廷に向けて北東の京都側から描いたのではないか」と推測されています。
絵図には、<松花堂昭乗>が住職を務めた宿坊・瀧本坊の建物も描かれています。過去の調査から位置的に閑雲軒と思われる建物も確認できました。八幡市教育委員会は「せり出た様子は見て取れないが、ほかの建物より斜面に向かっている様子はうかがえる」とし、「山中の塀や石積みも鮮明に描かれている。文化財として貴重だ」としています。
投稿日 2021-03-15 09:56
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2021-03-15 10:01
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