米製薬大手ファイザーと独バイオ医薬品企業ビオンテックは8日、共同開発した新型コロナウイルスワクチンについて、英国と南アフリカで確認された同ウイルスの「変異株」にも効果を発揮する可能性があるとする初期段階の研究結果を発表しています。
ファイザーと米テキサス大が行った実験では、複製したウイルス「変異株」とワクチンを接種した20人の血液を利用。実験の結果、通常のウイルスだけでなく、「変異株」に対する抗体も獲得できることが分かったといいます。
両社は「(実験結果は)希望を与えるものだ」と指摘する一方、今回の結果は外部の専門家のチェックを受けておらず、さらなる情報や確認が必要になると指摘されています。「変異株」に対する感染予防効果の確認には、より多くのデータが必要との見解を示しています。
両社のワクチンは、欧米などで既に接種が始まっています。日本でも昨年12月に承認申請が行われており、<菅義偉>首相は2月下旬の接種開始を目指すと表明しています。
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