新型コロナウイルス@「変異株」(10)ワクチン
1月
9日
ファイザーと米テキサス大が行った実験では、複製したウイルス「変異株」とワクチンを接種した20人の血液を利用。実験の結果、通常のウイルスだけでなく、「変異株」に対する抗体も獲得できることが分かったといいます。
両社は「(実験結果は)希望を与えるものだ」と指摘する一方、今回の結果は外部の専門家のチェックを受けておらず、さらなる情報や確認が必要になると指摘されています。「変異株」に対する感染予防効果の確認には、より多くのデータが必要との見解を示しています。
両社のワクチンは、欧米などで既に接種が始まっています。日本でも昨年12月に承認申請が行われており、<菅義偉>首相は2月下旬の接種開始を目指すと表明しています。